第8次鹿沼市総合計画
1.総合計画とは
(1)策定の目的
これからの鹿沼市の方向性を描いた、「まちづくりの指針」というべき最も重要な計画です。
人口減少や少子高齢化の進展、地球温暖化などに伴う災害の激甚化など、鹿沼市を取り巻く状況は大変厳しいものとなっています。
時代・環境の変化や、市民の声に的確に対応し、市民協働や地域の個性・資源の活用を進め、厳しい状況下でも持続可能なまちづくりを目指し、計画を策定しました。
(2)構成と計画期間
鹿沼市の今後10年間程度の将来の姿を描く「基本構想」と、5カ年の施策をまとめた「基本計画」、さらに具体的な毎年度の事業計画である「実施計画」によって構成されています。
基本計画の計画期間は、令和4(2022)年度~令和8(2026)年度までとしています。
(3)目指すまちの姿
鹿沼市はこれまでも自然豊かでやさしいまちを目指し、協働のまちづくりに取り組んできました。
本計画の策定に当たり実施した、中高生や市民を対象としたアンケートでも、多くの共感度と認知度を確認することができました。
こうした思いをもとに、市民と行政が共創することで、これまで進めてきた取組をさらに前へと進めていきます。
「花と緑と清流のまち」
「花と緑と清流のまち」は、“豊かな自然環境”、“良質な農林産物”など、鹿沼市の魅力を表しています。
- “豊かな自然環境“は、豊かな山林や、市内に源流を持つ幾つもの清流などの豊かな自然環境を有する一方、中心部以東は居住環境が整備され、都市と田舎の調和がとれていることを表しています。
- “良質な農林産物”は、いちごやニラ、トマトなどの園芸作物に強みを持つほか、かぬま和牛などの畜産、米麦、さつきを始めとした緑花木など、幅広い品目が作られていることを表しています。
「笑顔あふれるやさしいまち」
「笑顔あふれるやさしいまち」は、これまで進めてきた市民協働のまちづくりをさらに進める形で市民と行政が共創し、多様性にあふれ、活気あるまちづくりを進めている様子を表しています。
- 「笑顔あふれる」は、市民一人ひとりが活躍し、地域に活力が満ちているという状態を表しています。さらに、多世代・多文化の共生により、多様性があり、誰もがいきいきと暮らすことができるような地域社会の実現を目指すという想いが込められています。
- 「やさしい」は、平和な心で、人や自然などへのやさしさに溢れ、市民が互いに支え合いながら生活を送ることを表しています。地域コミュニティ、企業、行政などあらゆる主体が連携し、協働することでまちづくりを進めていくという想いが込められています。
2.総合計画の構成
「基本構想」でまちづくりの目標と方向性を定め、「基本計画」で戦略的な施策の展開を示します。
計画を着実に推進するため、「実施計画」で年度ごとに予算を伴った具体的に取り組む事業を示します。
3.第8次鹿沼市総合計画本編・実施計画
~総合計画概要版はこちら~
~計画書のダウンロードはこちらから~
表紙~目次(pdf 2.30 MB)
4.政策評価
政策評価とは
第8次総合計画の進捗を管理し、PDCAサイクルに基づく効率的な行政運営の実現を図ることを目的に、総合計画の施策体系に対応し、事業評価ー施策評価の二段階で実施します。
- 事業評価:実施計画掲載事業について、事業実績や決算状況に基づき、妥当性、有効性、効率性等の観点から評価し、改善や見直しにつなげます。
- 施策評価:総合計画に掲げた目標指標の達成状況、施策を構成する事業の評価結果に基づき、外部の視点から評価し、施策の方向性を検討します。
参考資料
5.出前講座
共にまちづくりを進めていく市民のみなさまに、総合計画の内容を広く周知するため、出前講座を用意しています。
出前講座をご希望の場合は、総合政策課へお問い合わせください。