本市では園芸王国かぬまを推進するため、いちごの新規就農を希望する方に、平成29年4月からいちごの研修を実施しています。
1期生は2年間の研修を終え、今年の4月に独り立ちをし、現在2期生2名、3期生4名の方が研修に汗を流しています。
今回、令和2年4月からこの研修に参加する、4期生を募集します。
研修は、酒(さけ)野谷(のや)にある「出会いの森いちご園」で行い、土づくりから育苗、定植(ていしょく)、収穫に至るまで、全ての作業の栽培技術を習得することができるほか、「とちおとめ」「とちひめ」「スカイベリー」など品種の異なるいちご栽培の体験ができます。
また、直売・観光農園・系統出荷が体験できるだけでなく、2年目には、ひとりひとりに研修用ハウスを割り当て、就農後と同様の実践研修を行うことで、研修終了後のスムーズな就農につながると考えています。
さらに、就農時には、農地の借入の斡旋(あっせん)や、ハウス整備に対する支援、経営相談など、関係機関が一体となり全面的にバックアップを行います。試算では、ご夫婦で約20アールの経営を行う場合、1,200万円を超える収入が見込めます。
募集対象者は、18歳から48歳までの、いちごによる新規就農を希望する方で、研修終了後は、鹿沼市内で就農することを条件とし、募集人数は4名です。
また、令和元年9月22日（日曜日）に、いちご定植作業が体験できる研修会を開催しますので、いちご新規就農に興味のある方の参加をお待ちしています。
 

担当課・問い合わせ先

経済部農政課／0289-63-2191