数値で見るかぬまの環境
数値で見るかぬまの環境
このページでは、かぬまの環境を具体的に把握いただくため、ごみの排出量等をグラフ化して掲載しています。
総括
本市の人口は減少していますが世帯数は増加しており、ごみステーションの設置箇所も年々増加しています。
ごみの排出量についても、家庭系及び事業系の双方において、排出量の大部分を占める「可燃ごみ」が微増しているため、ごみ排出量の総量も微増となっています。
本市においては、新型コロナウイルスの影響による市民の生活スタイルの変化等により、人口減少がごみ減少に繋がっていない現状にあります。
そのため、今後も3R、適切なごみの分別及び排出等を推進し、ごみ処理に係る温室効果ガス排出量及び経費を削減する必要があります。
市民の皆様におかれましても、御協力をお願いします。
【参考】本市の人口及び世帯数
人口は減少傾向にありますが世帯数は増加傾向にあり、核家族化の進展が読み取れます。
ごみステーション設置数
ごみステーションの設置箇所数は増加傾向にあり、核家族化の進展が原因と推測されます。
ごみの排出総量
人口減少にもかかわらず、ごみ排出量は家庭系及び事業系ともに微増傾向にあります。
新型コロナウイルス感染症による生活スタイルの変化、通信販売取引の増加等が原因と推測されます。
家庭系ごみの排出量
家庭系ごみの総排出量
全体として微増傾向にあり、令和2年度の排出量増加は、新型コロナウイルスに係る緊急事態宣言等により、自宅で過ごす時間が増えたためと推測されます。
家庭系ごみのうち可燃ごみの排出量
可燃ごみは、家庭系ごみ排出量の大部分(令和3年度は約80%)を占めるため、グラフ形状は家庭系ごみの総排出量とほぼ同じ形となっています。
家庭系ごみのうち不燃、粗大、処理困難物及びその他の排出量
視認可能なグラフとなるよう、家庭系ごみから、量が多い可燃ごみと量が少ない資源物とを除いてグラフを作成しました。
不燃及び粗大については、減少傾向にあり、特に不燃ごみの減少量が大きく、その一因として、新型コロナウイルスまん延に伴う「持込みごみの受入れ中止」が挙げられます。
家庭系ごみのうち資源物の排出量
雑古紙、衣類、布等の資源物は、増加傾向が著しく、市民のリサイクルへの関心の高さが伺えます。
事業系ごみの排出量
事業系ごみの総排出量は、本市のごみ排出量全体の約2割(令和3年度は、22.96%)を占めるに過ぎませんが、各年度における変動が大きい特徴があります。
事業系ごみのうち可燃ごみの排出量
事業系ごみにおいても可燃ごみの占める割合(令和3年度は、96.11%)は大きいため、グラフの形状は事業系ごみの総排出量とほぼ同じ形となっています。
事業系ごみのうち不燃及び粗大の排出量
視認可能なグラフとなるよう、事業系ごみのうち量が少ない不燃物及び粗大のみでグラフを作成しました。
事業系ごみにおいても、家庭系ごみと同様に不燃及び粗大は、減少傾向にあります。
家庭用燃やすごみのごみ袋販売数
45Lの販売数が圧倒的に多く、一方で40Lの販売数が極端に低くなっています。
なお、30Lは、令和元年10月1日に販売を開始したため、平成29年度と平成30年度の販売数は0となっています。
し尿処理収集等の件数
し尿と公共浄化槽の双方において、収集件数は減少傾向にあります。
市民団体による資源ごみの回収
資源ごみ回収の実施回数
市民団体による資源ごみの回収は、減少傾向にあります。子どもの減少による育成会等の活動減少、高齢化による地域活動の減少等のほか、新型コロナウイルスのまん延が原因と考えられます。
紙類の回収量
紙類についても、資源回収の実施回数の減少に伴い減少しています。
紙類以外の資源物の回収量
アルミ類及びビン類についても、回収量は年々減少しています。