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生態と対策について(野生鳥獣)

イノシシ・ニホンジカ

イノシシ

  • 大きさ  : ウリ模様がある幼獣~大型のものは頭胴長1m以上、体重は100kgを超えるものもいます。
  • 食べ物 : 雑食性(人が食べるものはイノシシも食べる)、春はタケノコ、秋~冬にかけては堅果類や植物の茎や根を食べます。
  • 出産    : 通常春1回、1度に4,5頭出産。栄養状態などにもよりますが、1年後にはメスは出産可能になります。

ニホンジカ

  • 大きさ  : 大型のものは体長1.5メートル以上、体重は100kgを超える個体もいます。
  • 食べ物 : 草食性。樹皮なども食べます。
  • 出産    : 通常春1回、1度に1頭出産。栄養状態などにもよりますが、1年後にはメスは出産可能になります。
 

対策:まず「環境整備」「防御」を行ってください。増えるスピードが早いため、捕獲だけではイノシシ等の生息数は減りません!

  • 「栃木の元気な森づくり県民税事業」による刈り払い等を考えている自治会は、林政課にご相談ください(栃木県HPはこちら)。
  • 柵の設置をご検討されている方は、林政課にご相談ください(個人の設置、自治会での広域的な設置など、補助金等が活用できる場合があります。

ニホンザル

  • 大きさ  : 成獣は頭胴長50cm程度、体重10kg程度です。
  • 食べ物 : 植物性の強い雑食性(人が食べるものはサルも食べる)、タケノコや昆虫なども食べます。
  • 出産    : 概ね5歳以上は出産可能、1度に1頭出産。2~3年に1回程度出産します。
 

対策:まず「環境整備」「防御」を行ってください。防御に関して、サルは柵を登ってしまうため、電気柵と組み合わせるなどの対策が必要となります。

  • 地域住民が協力して、継続的に花火等で追い払いを行うことが必要です。
  • 安心して行動できる場所ではないと認識させることが重要なので、なるべく多くの人が集まり追い払いをする必要があります。
  • 銃器による捕獲は効果的ですが、現場に銃器を持ってきたときには逃げてしまうことも多く、常に現場にいる住民の対応が重要です。

ハクビシン

  • 大きさ:ネコやタヌキと同程度です(鼻筋が白いのが特徴です)。
  • 食べ物:雑食性(甘い果物などを好みます)。
  • 出産:年に1~2回、2~3頭程度出産します。
 

対策:手先が器用な動物で柵を登ってしまうため、柵を設置する場合には電気柵と組み合わせるなどの対策が必要となります。

  • 電線なども歩いて移動するため、家の中(天井裏)に巣を作られないように注意が必要です。
  • 近くに柿や果物の作物があり、家の柱に写真のようなひっかき傷がある場合には近くにいる証拠です。

ハクビシンによる家の柱へのひっかき傷がある写真

Q:鳥類

  • 地域住民が協力して、継続的に花火等で追い払いを行うことが必要です。
  • 春先に巣営等を行う個体が多く、その時期の追い払い等が有効です。
  • 銃器の使用については、住宅地が近いと発砲出来ないため、常に現場にいる住民の対応が重要です。

ツキノワグマ


掲載日 令和元年8月27日 更新日 令和2年4月15日
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経済部 林政課 森林保全係
住所:
〒322-8601 栃木県鹿沼市今宮町1688-1(行政棟 5階)
電話:
0289-63-2187
FAX:
0289-63-2189
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