屋台用語解説
屋台各部の名称(やたいかくぶのめいしょう)(久保町屋台)
屋台の種類(やたいのしゅるい)
鹿沼の古くからの屋台は、漆塗・彩色の有無によって4種類に大別されます。
-
彩色彫刻漆塗(さいしきちょうこくうるしぬり)屋台
彫刻は極彩色で、車体は(錺金具(かざりかなぐ)付)黒漆塗の屋台。 -
白木彫刻漆塗(しらきちょうこくうるしぬり)屋台
彫刻は一部に朱などが入っていますが白木のままで、車体は(錺金具付)黒漆塗の屋台。 -
彩色彫刻白木造(さいしきちょうこくしらきづくり)屋台
彫刻は極彩色で、車体は白木のままで造られた屋台。 -
白木彫刻白木造(しらきちょうこくしらきづくり)屋台
彫刻は一部に朱などが入っていますが白木のままで、車体も白木のままで造られた屋台。
彫刻の極彩色は、下地に胡粉(ごふん)を塗り、その上に漆か膠(にかわ)を塗って金箔(きんぱく)を張るか、胡粉の上に絵具で直接彩色をします。
唐破風(からはふ)
屋根の妻部分に山形に取り付けた板を破風といい、唐破風は、曲線状に、中央が盛り上がり両端が反り返った形をしています。
籠彫(かごぼり)
籠のように内部を彫り透かす彫刻方法。
金泥(きんでい)
金粉を膠水で溶いたもの。
掲載日 平成22年8月6日
更新日 平成28年11月16日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
教育委員会事務局 文化課 文化財係
住所:
〒322-0069 栃木県鹿沼市坂田山2-170(市民文化センター 3階)
電話:
0289-62-1172
FAX:
0289-65-6742