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屋台用語解説

屋台各部の名称(やたいかくぶのめいしょう)(久保町屋台)

 屋台正面図

屋台側面図

 屋台の種類(やたいのしゅるい)

鹿沼の古くからの屋台は、漆塗・彩色の有無によって4種類に大別されます。

  1. 彩色彫刻漆塗(さいしきちょうこくうるしぬり)屋台
    彫刻は極彩色で、車体は(錺金具(かざりかなぐ)付)黒漆塗の屋台。
  2. 白木彫刻漆塗(しらきちょうこくうるしぬり)屋台
    彫刻は一部に朱などが入っていますが白木のままで、車体は(錺金具付)黒漆塗の屋台。
  3. 彩色彫刻白木造(さいしきちょうこくしらきづくり)屋台
    彫刻は極彩色で、車体は白木のままで造られた屋台。
  4. 白木彫刻白木造(しらきちょうこくしらきづくり)屋台
    彫刻は一部に朱などが入っていますが白木のままで、車体も白木のままで造られた屋台。

彫刻の極彩色は、下地に胡粉(ごふん)を塗り、その上に漆か膠(にかわ)を塗って金箔(きんぱく)を張るか、胡粉の上に絵具で直接彩色をします。

唐破風(からはふ)

屋根の妻部分に山形に取り付けた板を破風といい、唐破風は、曲線状に、中央が盛り上がり両端が反り返った形をしています。

籠彫(かごぼり)

籠のように内部を彫り透かす彫刻方法。

金泥(きんでい)

金粉を膠水で溶いたもの。


掲載日 平成22年8月6日 更新日 平成28年11月16日
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