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秋の鹿沼を楽しむ旅へ

秋の深まりを感じ始めた9月上旬。鹿沼市の秋を探しにお出かけをしてみました。
 
ケーキとイチョウ並木
 
はじめに向かったのは、鹿沼インターチェンジにほど近い「さつき大通り」。左右に工場が並ぶこの通りは、イチョウ並木がおよそ2kmにわたり続いています。
 
さつき大通りのイチョウ並木
 
色づきはじめたイチョウが並ぶ中をトコトコとおさんぽしていると、どこからともなくキンモクセイの香りもしてきました。イチョウの方はというと、この日はまだ緑の葉も多く、落ち葉もありませんでした。少し時期が早かったかも。
 
続いて向かったのは中粟野の彼岸花群生地です。
 
彼岸花群生地
▲川沿いの草地を真っ赤に染める彼岸花。
 
鹿沼にはこのほかにも彼岸花の名所・常楽寺があります。鹿沼観光の際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

彼岸花
▲とっても綺麗に咲いていました。
 
イチョウ並木と林の小道を歩いて小腹が空いたところで、本日の最後の目的地・西沢町の「蒔時(まきどき)」へ。
 
一本杉農園(蒔時)
▲【蒔時】■住所:栃木県鹿沼市西沢町380-2  ■営業日時:木金土曜日・11:30~16:00
 
蒔時はパン屋「一本杉農園」に併設されているお店。県道15号より、細い路地へ入った場所にある隠れ家的カフェです。

一本杉農園・店内
▲一本杉農園ではパンと野菜を販売中。こちらのオープン時間は9:30~17:00です。

蒔時の入口
▲蒔時の入口は、建物の左側にあるこちらのドア。
 
お店に入ると、さっそくパンの良い香りが。パン屋さんと建物が繋がっているようです。大きな窓からは自然光が入り込み、店内を優しく照らしていました。

蒔時店内

蒔時店内
▲窓から見える緑に癒やされます。奥には畑も。
 
“畑と向き合い味わうカフェ”というコンセプトの「蒔時」。サンドイッチやデザートなどのフードメニューは、季節によって変わるのだそう。私が訪れた9月上旬のサンドイッチは「チキン南蛮サンド」と「活アジのセビーチェサンド」でした。具材を挟むパンは数種類の中から好みのものを選べますよ。

チキン南蛮サンド ▲「チキン南蛮サンド」。カリッとジューシーなチキン南蛮をフォカッチャで挟んでもらいました。オマケのミニパン付き。

活アジのセビーチェサンド
▲「活アジのセビーチェサンド」。生アジのマリネに豆乳のマヨネーズをのせ、レタスとサンド。パンはハード系のリュスティックを選びました。
 
畑でとれた新鮮野菜が添えられたサンドイッチプレート(1000円)は、見た目以上にボリューム満点。具材はおよそ2か月ごとに切り替えられるそうですが、添えられる野菜の内容がその日によって変化するので、何度も食べたくなります。どのパンに挟んでもらうかも悩みがいがありますね。
 
さて、サンドイッチを堪能したあとはお待ちかねのデザート!この日はシャインマスカットを使ったデザートが2品と、カボチャのプリン、そしてバターケーキがありました。
 

デザートメニュー
▲デザートメニューは店内の黒板に書かれていました。数量限定なので、お目当てのデザートがある場合は早めの時間に訪れるのが吉です。
 
今回は「シャインマスカットタルト」と「有機かぼちゃのプリン」を頂きます。
 
シャインマスカットタルト
 
「シャインマスカットタルト」は小さな工芸品のような美しさ。みずみずしいシャインマスカットと、サクサクのタルト生地が最高の組み合わせでした。コーヒーが合うお味です。

有機かぼちゃのプリン

つづいて「有機かぼちゃのプリン」!想像より少しかためのプリンは、かぼちゃの自然な甘味が生かしてあり、サッパリとした後味。今回はコーヒーと頂きましたが、紅茶の方がピッタリだったかも。

蒔時店内

食後、窓の外を眺めていると、爽やかな秋の風が吹いてきました。
秋らしい景色とともに、“食欲の秋”も堪能した1日。目も胃袋もすっかり満足です。次はどこへ行こうかな。


ライター すずか

掲載日 令和3年11月11日

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