鹿沼の桜、開花答え合わせ
例年より少し遅い開花となった2022年。東京の開花・満開日と比較して鹿沼の開花状況はどうだったのでしょうか? 2023年のお花見観光に役立つかもしれない開花状況の答え合わせを、実際の写真とともに振り返ります。
新型コロナウイルスが流行して3回目の春。なかなかお花見に行きにくい状況が続いていますが、2022年は制限緩和もあり、お花見に出かけた方も多かったのではないでしょうか。
かくいう私も市内のお花見スポットに出かけたうちの一人なのですが、まわりの観光客の方からちらほらと挙がっていたのが「東京の開花宣言を目安に鹿沼の桜を見に来たけど、まだ早かったみたい…」という声。
同じ関東平野といえども、意外と東京と鹿沼の開花状況には差があるのです。というわけで、今回は2022年の鹿沼の開花状況を写真とともに振り返ることにしました。メジャーなスポットは各ライター&ニュースサイトにお任せし、こちらでは少しマイナーなスポットを紹介します。2023年、桜がバッチリ満開の時期の鹿沼に遊びに来る一助になれば幸いです。
まずは東京の桜が満開となった3月27日。ソメイヨシノはまだ蕾でしたが、市内中心部にある早咲きの桜は満開でした。
▲まちの駅新・鹿沼宿近くにて。小さいけれど見応えのある枝ぶりです。
そして翌週末の4月3日。大芦川沿いの出会いの森総合公園の桜並木は写真の通り。咲いてはいるけれど、満開にはまだ少し早い状況でした。
▲出会いの森総合公園の河川敷にて。当日はクラフト市が開催されていました。
肌寒い日が続き、なかなか満開にならない鹿沼の桜。しかし4月5日から一気に気温が高くなったことで開花が進み、4月6日~7日頃には「美しすぎる桜並木」と呼ばれるさつき大通りの桜が満開に。
そして、出会いの森総合公園河川敷の桜は4月8日には満開となり、平日ながら数組の花見客が訪れていました。
▲満開の桜並木。川からはカジカガエルの声が響いていました。
さて、最後に紹介するのは県道58号・古峰原街道沿いのお花見スポット。こちらの桜並木は市内中心部より標高が高いため、開花が遅め。2022年の場合は、4月20日頃に満開となっていました。
▲標高約600m、古峯神社の手前1.5kmほどの場所にある桜並木。知る人ぞ知るお花見スポットです。
2022年の鹿沼の桜を振り返ると、東京の満開日から2週間ほどで満開になりました。さらに高原エリアであれば+1週間ほどで満開になるという結果に。もし市内の桜並木を見るタイミングを逃してしまった場合は、高原エリアへ足を運んでみるのもありかもしれません。
その年の気温や天気にもよりますが、この情報を参考に桜が満開の鹿沼を散策していただければ幸いです。
ライター すずか