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栃木百名山【岩山】

花曇りと言うにはちょっと早い2月のある日

子供の頃から慣れ親しんでる岩山に

両親と登って来ました

 

とはいえ、子供の頃から数十年登っていない上

両親は共に70代

 

少しの不安はありましたが

久しぶりの岩山登山に胸が弾みます

 

(1)コース案内の看板

↑コース案内の看板

 

(帰りに下山した場所で撮影したものです)

スタート地点(左)に日吉神社があります

 

(2)日吉神社

 

まず、スタート地点にある日吉神社で登山の安全祈願です

 

(3)いよいよ岩山登山

 

日吉神社で参拝して鳥居をくぐり右に出ると

登山入り口です

父の後についていきます

 

他にも2組の登山者がいました

 

人懐っこい父が挨拶して地元である事を説明すると

1組はぜひナビをしてもらいたいとついて来ました

群馬から来たそうです

 

岩山は、こんな風に地元だけではなく県外の登山者からも人気です

 

(4)岩山ハイキングコース

 

さあ、スタートです

 

(5)鹿沼土

 

スタートしてすぐに、鹿沼土がむき出しになっている道に入ります

 

鹿沼名物の鹿沼土はその昔、群馬の赤城山が噴火した際に積もったらしいと父。

 

調べたら約3万年前に噴出し、偏西風に乗ってやって来たみたいですね

 

(6)岩場の入り口

 

さあ、どんどん進みます

 

最初の難関です

子供の頃(約30数年前)はもっと岩が綺麗だったような...

苔やシダ植物が以前より目につきました

 

(7)ロッククライミングが出来る岩

 

上まで登ると後に引き返せない感、満載です

この辺りの岩はロッククライミングの方々にも

人気だそうです

 

(8)70代の父

 

子供の頃からの遊び場で今でも時々登っているので得意顔で登っていく父。

くれぐれも気をつけてー。

 

(9)登り切ると市内を見渡せる

 

母も鹿沼市内の山育ちで山には慣れていますが

流石にちょっと大変そう

 

(10)3番岩展望台ベンチ

 

まずは3番岩展望台に到着

親子3人でぱちり。

先ほどの群馬の方が撮ってくれました

 

(11)3番岩展望台からの眺め

 

3番岩展望台からの眺めはこんな感じ

正面に見える山は富士山(ふじやま)公園のある富士山です

晴れていたらもっと絶景です

 

次に進みます

 

(12)倒木

 

大木が倒れて根っこがむき出しです

数年前の台風で倒れたのかな?

 

(13)神秘的な雑草

 

雑草も神秘的

この雑草は至るところで見られました

 

(14)どんぐり

 

どんぐりもたくさん

父曰く、岩山にはリスもいたそう

今もいるかな?

 

(15)一番狭い場所に突入

 

(16)2番岩までの難関

 

2番岩までは慎重に

母はどこに足をかけようか迷い中

父はポイントを知っているみたいで

どんどん進みます

 

(17)足掛けステップ

 

足をかける穴みたいなのは至る所で見られ

とても登りやすくなっています

70代の父が子供の頃にはすでに掘ってあったそう

もしかしたら、掘って100年は経っているのかも...?

と父。

 

私が子供の頃は自衛隊の方がよく訓練に来ていたなぁ

 

ここで余談ですが

岩山には昔、防空壕も掘ってあったと

小さい頃聞いたような...

どなたか詳しい方、いらっしゃるかな

 

(18)あと一息

 

話は戻りまして

2番岩まであと一息

 

(19)2番岩到着

 

2番岩到着です!

 

次、どんどん行ってみましょう!

 

(20)木の根がむき出し

 

この先は葉っぱで足元が滑る箇所が多くあり

写真を撮る余裕なく。

 

1番岩到着です!

 

1番岩到着です!

 

カッコよく撮りたかったけど

恐怖で腰が引けてます

岩山 328mなんですね

 

そして、本日のあと一つの目的

 

山頂でランチ

 

ランチはこちら

 

じゃん!

カップラーメンです

 

水筒にお湯を入れて持ってきてくれた父

 

自然のお箸

 

しかしお箸は忘れたそうです

なので、ちょっと自然から落ちていた木の枝を頂いてお箸に。

(※毒がある枝もありますので、ご注意ください)

 

頑張って歩いた後の山頂でのカップラーメン、

美味しいです!

 

下山

 

お腹いっぱいになったら、下山です

今日は猿岩クサリ場まで行かずに

1のタルミから下山です

 

※猿岩クサリ場は昔一度行きましたが、かなり危険な為、事前にネットで写真を見たり

万全な準備をして行く事をおススメします

 

寒椿

 

下山途中の寒椿

父が「本来ならもう少し咲いていてもいいんだけどな」と言っていました

少し咲くのが遅い様ですね

 

こちら側は暖かいせいか緑の木々が目立ちました

 

自然の遊具

 

これは木のツルです

昔、この岩山だけでなく

西中学校の裏山にもあり、

これにつる下がって遊んだなぁ

 

友達とつけた名前が「オンバボー」

ターザンの様につる下がり、

「オンバボー!」と叫んだ、小学生時代。

懐かしくもあり、こうして文章にすると

恥ずかしくもある昔の思い出。

 

懐かしくて、またいでみました

やっぱり叫ぶのは出来なかった。

※危険を伴う為、またぐだけをおススメします

 

炭焼き場

 

こちらは昔、炭焼きをした場所

父曰く、ここで炭焼きをやっていた人がいたそう

もっとずっと未来になったら

遺跡として発見されるかな

 

ゴルフ場(私有地の為迂回)

 

ずっと下っていくと

何やら動物の捕獲おりが。

 

その先にはゴルフ場

こちらのゴルフ場は私有地となるので

巡回して山道を進みます

 

ねじれた木の幹

 

途中で見つけた木

昔、各地で言い伝えられた大蛇伝説。

この木を遠目に見た瞬間、大蛇が巻き付いてる様に見えました

 

もしかしたらこういう木を大蛇と見間違えたのかも知れないし、本当にいたのかも知れないし。

 

誰にもわからない、謎のままの方が神秘的でいいのかも。

 

ここでちょっと余談です

私が小学生の頃におばあちゃんに聞いた話

おばあちゃんが昔、姉妹で岩山の岩場入り口までお弁当を持ってハイキングに来たそう

慣れ親しんだ道なのに、なかなか岩場まで辿り着かず

何度も同じ道をぐるぐる。

 

そこで持ってきたお弁当に入っていた卵焼きを

木の根に置いてまた歩き出したら

今度はすぐに岩場まで辿り着けたそう。

 

あれはきつねかたぬきに化かされたんだよ

とおばあちゃんは言っていましたが、

本当か私に話すための作り話か、未だに分かりません

でもこれもまた、謎のままの方がいいのかも。

 

そんな事を思い出しながら歩いていくと

いよいよゴールです

 

(1)コース案内の看板

 

一番最初に載せた看板がゴールです

2のタルミの麓。

ここは西鹿沼町です

ここから道なりに歩いて日吉町に出て

いよいよ登山の終了です

 

今回、かかった時間はお昼休憩を入れて4時間でした

 

人それぞれペースは違うかも知れませんが

とてもいい運動になりました

 

子供の頃はただ岩を登るのが楽しくて

もっと登るのが簡単だったと記憶しています

でも

大人になると身軽さがなくなり恐怖心も出ます

悲しい事故も過去には起こっている岩山。

 

服装や靴は万全な支度で

飲み物を持参し、背負いやすいリュックで

登山する事をおススメします。

 

以前と違って

注意を呼びかける

  • 滑落注意の看板、
  • 道案内看板、
  • ハシゴの設置
  • 下山の為のロープ設置

など、岩山が整備されていて

登りやすく感じました。

 

大人になった今、

登山中に自然の木々や草花に目がいき

子供の頃とはまた違った視点で楽しむ事が出来ました

 

ぜひ皆さんも万全な体制で登りに行ってみてください!

 

今日のほっと一息

 

絢爛郷土カヌマン(ピンク)

 

ではまた!

 

ライター  mari.mari


掲載日 令和4年4月14日 更新日 令和4年4月26日

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