録事尊縁起関連資料
名称
録事尊縁起関連資料
(ろくじそんえんぎかんれんしりょう)
基本情報
- 粕尾伊心齋宛書状書状天文21年(1552)~天正16年(1588)
- 意心齋宛書状書状慶長9年(1604)
- 「粕尾大明神縁起」巻子中世
- 「録事尊補修勧進帳」巻子近世
- 録事法眼身形坐像石造物享保10年(1725)
- 観音菩薩立像石造物安永3年(1744)願主 浅野九兵衛
- 観音菩薩立像石造物安永3年(1744)願主 浅野九兵衛
指定
鹿沼市有形民俗文化財(平成23年4月20日指定)
所在地・アクセス
下粕尾949
所有者
常楽寺
成り立ち・見所
下粕尾の常楽寺では、「粕尾郷に中野智玄(録事尊)という医者がいて、雷神の治療、後鳥羽院の難病治療、娘の生体解剖などを行った」という伝説が伝承されてきました。
粕尾地区では、現在も、この伝説に基づく信仰として、「録事尊の村廻り」という巡行仏が受け継がれています。指定された7点の内訳は、書状2点、縁起1点、勧進帳1点、石仏3点です。
書状2点は中世末の粕尾に医者がいたことを示す資料で、他の5点も江戸時代中頃まで遡る資料です。これらは、録事尊伝説が時代とともに変化し成立していく過程をたどることのできる貴重な資料であることから、文化財に指定されました。
掲載日 平成23年5月13日
更新日 平成30年4月13日
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