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歩いて見つける私のHAPPY

はじめまして、ハルカです。
一年間シカノツノタチの一員としてこちらで記事を書かせていただきます。

昨年春に高校を卒業し、美大進学を目指し今も浪人中です。浪人の身とはいえ、これから私の世界は無限に広がると思った矢先に世の中が大変な事になりました。
今まで当たり前だったことが儘ならなくなりました。自分の好奇心の先にあるものは全て不要不急でできている気がして足が竦んでどこにも行けなくなりました。ですが、ちょっと落ち着いて周りを見回してみたら、歩いて行ける半径数キロの世界にも、おいしい!うれしい!楽しい!と感じられるものが溢れていました。心から美しいと思える光景がいくらでもありました。

―吾唯足知―
コロナ禍の今でも、いや、今だからこそ気付けた、私の街鹿沼の、いとしい瞬間を読んでくださる方にもお伝えできればいいなと思います。
「歩いて見つける私のHAPPY」どうぞお付き合いください。
今回は鹿沼駅からスタートし、途中お弁当とお菓子を買って桜満開の千手山公園で楽しむコースを歩きました。

地図

鹿沼駅をスタートして国道293号線沿いを市役所方面へ。行きは下り坂なのでスイスイ鼻歌交じりであっという間に府中橋まで。
この橋からの景色は北側と南側で私の中の印象が少し違います。
北側は日光の山々が間近に感じられます。
一方南側は、まだ一昨年の豪雨被害の復旧工事中ではありますが、空が広く、子どもの頃から楽しみだったさつき祭りの花火の様子が頭に浮かびます。
北側の男体山の初冠雪に冬の訪れを知り、南側の花火を想って初夏の風を感じる。
私にとっては歩いて渡る府中橋にはそんな楽しみがあります。今回は河川敷沿いの桜が美しく、両側ともに春色でした。
 
橋を渡ってしばらく行くと左手にあるのが
フレンチ×薬膳のお惣菜専門店Eau-De-Vie オードヴィさん。
ランチパックは雑穀ごはんにその日のお惣菜の中から
三品選べて600円。全部おいしいのはわかっているので
毎回ショーケース前でにらめっこになります。
今回は「エビとカニのレッドカレー、サバとオレンジのサラダ、牡蛎とほうれん草のペンネグラタン」を選びました。色鮮やかで、おいしくて、見て元気、食べて元気になれるお弁当です。

オードヴィさん外観
▲Eau-De-Vie オードヴィ
鹿沼市天神町1852-7
土曜日曜定休営業時間11:00~18:00

お弁当を購入し、市役所前の交差点を右折。例幣使街道に入ります。
星宮神社の角を左に曲がれば千手山はすぐそこですが、その前にもう一軒、
ちょっとだけ歩いて錦京堂本舗さんへ。
お目当ては苺大福です。こちらの苺大福は見た目もコロンとかわいくて、
手のひらに乗せただけでも自然と笑顔になれる一品です。一口でパクっといけちゃいますが、私もその可憐な姿を見習っていつも二口でいただくようにしています。白餡と苺の瑞々しさがとてもよく合う、食べられる春の一つです。
歩いて来たことを言い訳に桜餅も購入。来た道を少し戻って千手山公園へ。

苺大福と桜餅

錦京堂本舗さん外観
錦京堂本舗
鹿沼市戸張町2364-4
木曜定休
営業時間8:00~18:00

そしてようやく千手山公園へ到着です。コロナ禍以前には夜もライトアップされ桜の下でお花見を楽しむ方々で賑わっていましたが、今はそれぞれが静かに花を愛でるお花見です。私もベンチで静かにお弁当とお菓子をいただきました。
例年とはその様子は違ってもやっぱり桜が咲くと嬉しくなります。
桜色の山をぐるりと回って帰路につきました。

観覧車と桜

途中観覧車前で桜とお子さんの写真を撮っていらっしゃるご家族が。
初めての桜とお子さん笑顔の一枚を撮るために何回も
チャレンジ。奮闘されているご様子がとっても素敵で、
思わずパチリ。
快く掲載を許可して頂きました。
この日の私のベストショット、一枚の写真の外側の
ストーリー。
心まで桜色になる、覚えておきたい光景でした。

写真撮影

帰り道は厳島神社前を通って亀や鯉に声を掛けて。あとは来た道を戻ります。駅までの道のり、まだまだご紹介したいところはたくさんありますが、そちらはまた次回以降に。
駅に戻って、この日は9898歩。春、花も団子も満喫散歩となりました。
今年の桜は終わってしまいましたが新緑の美しい、お散歩にはちょうどいい季節になりました。
是非お出かけください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
ライターハルカ

掲載日 令和3年5月11日
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