水道施設の耐震化

水道施設の耐震性能・耐震性の向上に関する取り組み
水道法施行規則の一部を改正する省令(平成23年10月3日施行)により、水道利用者に対して、水道施設の耐震性能及び耐震性の向上に関する取組等の状況を毎年一回以上、情報提供することが義務付けられていますので、その状況、及び取り組みについてお知らせします。
基幹管路
基幹的な水道管路については、老朽鋳鉄管の更新に合わせて、耐震管への布設替えを進めています。
管と管を繋ぐ継ぎ手部分に、伸縮性や管の抜け出しを防ぐ機能を有する耐震管を採用することによって、地震による地盤変動に対応することが可能となります。
平成20年度からは、「レベル2地震動(※)」に対応する施設整備を進めています。
※ 当該施設の設置地点において発生すると想定される地振動のうち、最大規模の強さを有するもの
なお本市では、これらの取り組みと今後の指針をについて、平成25年度に「鹿沼市上水道基幹管路耐震化計画」を策定しております。
| 本管総延長 | 耐震化済本管総延長 | 耐震化率 | 
|---|---|---|
| 耐震適合管 | ||
			98,494m | 
			
			33,598m | 
			
			34.1% | 
		
耐 震 管
- レベル2地震動において、管路の破損や継手の離脱等の被害が軽微な管
 - 液状化等による地盤変状に対しても、上記と同等の耐震性能を有する管
 
耐震適合管
- レベル2地震動において、地盤によっては管路の破損や継手の離脱等の被害が軽微な管
 
浄水施設等
水道庁舎、浄水場建屋等は、昭和56年6月に建築基準法施行例の改正があり、いわゆる「新耐震基準」となったことから、これ以降に建設された施設については耐震性があるものと判断し、それ以前の建物について耐震性を調査、検討します。
			浄水場 | 
			
			施設 | 
			
			建築年度 | 
			
			方針 | 
		
|---|---|---|---|
| 
			 第1浄水場  | 
			
			 水道庁舎  | 
			
			 昭和51年度  | 
			
			 診断の結果・耐震性あり  | 
		
| 
			 ポンプ室建屋  | 
			
			 昭和29年度  | 
			
			 更新を進める  | 
		|
| 
			 第2浄水場  | 
			
			 浄水場建屋  | 
			
			 昭和45年度  | 
			
			 診断の結果・耐震性あり  | 
		
| 
			 紫外線処理設備室  | 
			
			 平成22年度  | 
			
			 新耐震基準  | 
		|
| 
			 第3浄水場  | 
			
			 浄水場建屋  | 
			
			 昭和50年度  | 
			
			 診断の結果・耐震性あり  | 
		
| 
			 第4浄水場  | 
			
			 浄水場建屋  | 
			
			 昭和59年度  | 
			
			 新耐震基準  | 
		
| 
			 第5浄水場  | 
			
			 浄水場建屋  | 
			
			 平成5年度  | 
			
			 新耐震基準  | 
		
			浄水場 | 
			
			施設 | 
			
			建築年度 | 
			
			方針 | 
		
|---|---|---|---|
| 
			 下沢浄水場  | 
			
			 浄水場建屋  | 
			
			 平成11年度  | 
			
			 新耐震基準  | 
		
| 野尻浄水場 | 
			 浄水場建屋  | 
			
			 平成19年度  | 
			
			 新耐震基準  | 
		
| 
			 口粟野第1浄水場  | 
			
			 浄水場建屋  | 
			
			 昭和43年度  | 
			
			 詳細診断へ  | 
		
| 
			 口粟野第2浄水場  | 
			
			 浄水場建屋  | 
			
			 昭和62年度  | 
			
			 新耐震基準  | 
		
| 
			 粕尾浄水場  | 
			
			 浄水場建屋  | 
			
			 平成9年度  | 
			
			 新耐震基準  | 
		
| 
			 清洲第1浄水場  | 
			
			 浄水場建屋  | 
			
			 昭和51年度  | 
			
			 更新を進める  | 
		
| 
			 清洲第2浄水場  | 
			
			 浄水場建屋  | 
			
			 平成3年度  | 
			
			 新耐震基準  | 
		
| 永野浄水場 | 浄水場建屋 | 
			 昭和54年度  | 
			更新を進める | 
配水池等
配水池が破損した場合は断水の原因となるだけでなく、大量の貯留水が一斉に流出し2次災害を招く可能性があるため、水道施設の中でも、特に被災に留意すべき施設です
本市では、平成26年度に配水池、浄水池、塩素混和地について、簡易耐震診断を実施しました。
診断には、公益財団法人水道技術センターによる「浄水施設簡易耐震診断の手引き」を参考としました。
簡易耐震診断によって詳細診断を実施すべきかどうかを判断し、優先度合いを考慮しながら対策を進めて参ります。
| 
			 浄水場  | 
			
			 施設  | 
			
			 方針  | 
		
|---|---|---|
| 
			 第1浄水場  | 
			配水池 | 更新を進める | 
| 第2浄水場 | 配水池 | 詳細診断へ | 
| 第3浄水場 | 配水池 | 詳細診断へ | 
| 第4浄水場 | 配水池 | 耐震性ありと判断 | 
| 第5浄水場 | 配水池 | 耐震性ありと判断 | 
| 浄水池 | 詳細診断へ | 
| 
			 浄水場  | 
			
			 施設  | 
			
			 方針  | 
		
|---|---|---|
| 
			 下沢浄水場  | 
			配水池 | 詳細診断へ | 
| 野尻浄水場 | 配水池 | 詳細診断へ | 
| 浄水池 | 詳細診断へ | |
| 口粟野第1浄水場 | 配水池 | 詳細診断へ | 
| 塩素混和池 | ||
| 口粟野第2浄水場 | 配水池 | 耐震性ありと判断 | 
| 塩素混和池 | 詳細診断へ | |
| 粕尾浄水場 | 配水池 | 耐震性ありと判断 | 
| 清洲第1浄水場 | 配水池 | 詳細診断へ | 
| 浄水池 | ||
| 清洲第2浄水場 | 配水池 | 耐震性ありと判断 | 
| 浄水池 | 詳細診断へ | |
| 永野浄水場 | 第1配水池 | 詳細診断へ | 
| 第2配水池 | 耐震性ありと判断 | 







														
														
                                                                            
								