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【遊幻空間】番外公演~その鉄塔に男たちはいるという~

はじめまして!ひかるこです。

私の初となる投稿は、主に鹿沼市で活動をしている「遊幻空間」という劇団の紹介です。

 

写真(1)遊幻空間ロゴ

「遊幻空間」は1999年に、川崎雅彦さん、ゆうやさん、藤田さとみさん、斉藤裕子さんの4人で旗揚げされた劇団です。

今年で22年。ここ数年はコロナ禍でなかなか思うように活動ができていませんでしたが、

今回3年ぶりに公演をするとのことで、稽古場にお邪魔しました!

 

今回は【その鉄塔に男たちはいるという】劇団初の男芝居公演です。

 

遊幻空間旗揚げメンバーの川崎雅彦さん、ゆうやさんの他に、安良岡健さん(フリー)、伊佐場武さん(劇団バッカス)、鳥居孝文さん(劇団today)という栃木の劇団を代表する5人です。

 

稽古では、開始時間まで和やかな雰囲気で、雑談をしたり、ストレッチを行ったりしていました。が、5人が揃い、時間になるとその場の空気が一変。緊張感に包まれました。

 

出演兼演出の川崎さんを筆頭に稽古が進んでいきます。

同じシーンを何度も繰り返し行い、川崎さんの意見だけでなく、他のメンバー4人からの意見も次々と取り入れながら、セリフの言い回しや間の取り方、立ち位置などを細かく修正し、パターンを変え、綿密に仕上げていきます。

 

写真(2)稽古の様子ゆうやさん

 

素人の私から見ても、回数を重ねるうちに磨きがかかっているのを感じました。

ひとつずつとても丁寧に作り上げていくものだと肌で感じた私は、どんどんお芝居に惹かれていきました。

 

写真(3)稽古の様子5人で上を見上げる

 

そして稽古時間があっという間に終わってしまいました。

稽古だけでこんなにも心が奪われたのに、舞台で、セット・照明・音響・衣装と全てが揃ったらどうなってしまうのだろうと心の底からワクワクしました。

本番がとても楽しみです!!

 

写真(4)稽古の様子健さん

 

そして今回、時間に限りがある中、川崎さんがインタビューに答えてくださいました。

ありがとうございます!

 

写真(5)出演兼演出川崎さん

 

ひかるこ:劇団の旗揚げから今に至るまで変わってきたと思うことはありますか?

 

川崎さん:変わってきたなと思うのは、1番は環境が変わりましたね。旗揚げしたのが23歳の時で、今が45歳なると全員の環境は変わってますよね。結婚したり、子どもが出来たり…。そういったものの環境の変化がやっぱり大きいところで。環境の変化によって「出来る」「出来ない」がどんどん出てきてしまうのが1番の大きな変化です。

あとここ2.3年では、コロナ禍の大きな変化ですよね。今まで当たり前のようにマスクなしで稽古をしていたのが、マスクをして稽古をするなど、その変化も大きいです。

あと肉体の変化ですね。身体が動かなくなる、セリフが覚えられなくなるという(笑)それはありますね。

ただ、旗揚げしてから根本的には変わっていないと思います。内面的にかな。周りがどんどん変わっているだけで、芯は変わっていないです。

 

ひかるこ:鹿沼市の芸術文化をもっと広めるためにはどうしたらいいと思いますか?

 

川崎さん:演劇だけではないですけど、日本舞踊だったり、歌とか、ダンスとか色々やっている団体って鹿沼に実は結構多くあります。だけど、自分がその趣味をやっていない限り知らないじゃないですか。どこでやってるかも、いつ発表されているのかも知らない。

番は市の文化センターと鹿沼市はもっと連携してもいいんじゃないかと思うんです。要は、色々なイベントだけで文化センターをおさえて(利用予約して)しまうので「市民センター」と言いながら、市民があまり使えていません。例えば、毎年秋には演劇祭もやっていれば、他の芸術祭もやっているんですけど、地元にいるはずの小学生・中学生・高校生って知らないんですよね。せっかくやっているのを知らないのは非常にもったいないと思います。宣伝が弱いんですかね。それなのでやっぱり小学校・中学校・高校にもっとイベントの情報を広げていったほうがいいかなと。宣伝の裾野ですか。そうすると、子どもたちが歌とかダンスとか舞踊とかを見て、興味を持つ人が出てくるかもしれない。文化も継承は出来ますよね。子どものころに「触れる」「触れない」って大きく違うので。

ただ、実際自分たちも公演をする時に、中学校・高校の「演劇部」には案内するんですけど、「学校」自体には案内しないんですよね。案内しても渡してくれないのもありましたし。せっかく文化センターもあって、そこまで広くないでやっているので、学校と市と文化センターがもっと連携するのも面白いと思います。でも最近鹿沼は、まちおこしとかを色々テナントでやっていたり、イベントも地域の人が集まってやっていたりしますよね。そういうのがもっと広まっていけばさらに面白いと思います。こういうところは縦社会なので横の連携を強めていけばもっといいかなと思います。

 

ひかるこ:演劇が持つ力は何だと思いますか?

 

川崎さん:難しい質問ですね(笑)演劇が持つ力…。

おそらく、演劇自体が持つ力ってそんなに大きくはないとは思います。でも演劇をやる方としては、演劇をすると「考える力」がつきますよね。1つの脚本を、実際に人を動かして三次元にしていくじゃないですか。そういう時っていろんな役者さんやスタッフさんもそうですけど、自分に与えられた役っていうのをすごくすごく考えるんです。追及するんですね。自分以外の人生を疑似体験すると、普段自分じゃ考えないことをしたりする人もいるわけです。そうなると役者は「もしかすると自分もこういう風な考えを持つ可能性があったんだろうな」と思います。自分はこういう風に生きてきたけど、実はちょっと1つ何かピースが欠けたりすると違う方向に行くという。そんな考え方の多様性を持てるというのは演劇の力だと思います。見る側としては、1時間半とかの短い時間ですけど、例えば今戦争が起こってしまってとか、コロナが蔓延してとか、そういったものを一瞬でも忘れる時間をつくれるのがやっぱりすてきだなと思います。

 

ひかるこ:今回の作品の見どころを教えてください!

 

川崎さん:今回の作品は、約3年ぶりの公演ということで、この3年間にくすぶっていた想いがあります。舞台はあくまで戦争として描かれていますが、ある種の閉塞感、不透明な社会や未来に対して、現代の多くの人が抱えている不安や恐怖を表していて、ある種の共感いただける部分があると思います。その閉塞感からの脱出、もがき苦しむ姿をリアルに滑稽に描いていますので、とにかく楽しんでもらっている中で切実に感じていただければと思います!

作品以外のことで言うと、私たち「遊幻空間」と「劇団バッカス」さんと「劇団today」さんという3団体の代表が集まっていますので、各劇団の持ち味を発揮しながらつのものを作り上げているということ。あとは全くキャラの異なる男5人が一つの舞台でうねうねしている?(笑)のも魅力ですね。それと今回は、とにかく見に来ていただければ、舞台装置も面白いです。なかなか普段の舞台ではできない舞台装置を組む予定ですので楽しみにしていてください!

 

写真(6)パンフレット表

写真(7)パンフレット裏

 

今回の公演【その鉄塔に男たちはいるという】

6月4日SAT、5日SUN市民文化センターの小ホールで行われます!

↓【その鉄塔に男たちはいるという】PV(とてもかっこいいのでぜひ見てください!)↓

https://youtu.be/J56STr7Pveg

 

観覧をご希望の場合は、事前にご予約が必要となります。

↓詳しくはこちら↓

https://forms.gle/8bWCfKu76G6bmZwJ9

 

今回、お忙しい中、取材にご協力いただいた川崎さんをはじめ遊幻空間の方々、出演者の方々本当にありがとうございました!

 

写真(8)今回の出演者5名

(左から安良岡健さん・鳥居孝文さん・ゆうやさん・伊佐場武さん・川崎雅彦さん)

 

【参考掲載】

↓遊幻空間ホームページ↓

http://www.one.bc9.jp/~ykskkk2/index.html

 

↓遊幻空間Facebook↓

https://www.facebook.com/yuugen.kuukan/

 

↓遊幻空間Instagram↓

https://instagram.com/yu_genkuukan?igshid=YmMyMTA2M2Y=

 

↓遊幻空間Twitter↓

https://twitter.com/yu_genkuukan?s=11&t=wuPFezfn50Dg5RlKcyUTgg

 

↓遊幻空間YouTube↓

https://youtube.com/channel/UCbfbupa0duMtQNmf_469Fiw

 

ライター  ひかるこ

 


掲載日 令和4年6月1日
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