5月8日に完全開庁した市役所新庁舎は、鹿沼産森林認証材を235m³使用しており、本年7月1日に、SGEC(エスジェック)プロジェクトCoC(シーオーシー)認証を取得しました。庁舎全体をプロジェクトの範囲とした認証は、県内ではもちろんのこと、関東地方でも初の取組であります。

今回のプロジェクト認証の取得にあっては、川上から川下までの木材の調達や加工に関連する業者の皆さんや施工や設計、据付(すえつけ)にいたるまでの19事業者の皆さんをプロジェクトメンバーとして、木材の適切な管理を徹底しました。

今後、木材の利用を通じて持続可能な社会を目指す「ウッドチェンジ」や、脱炭素社会の実現に向けた取組が加速化する中で、建物の木造・木質化は増加すると考えております。

今回の市庁舎を木のまち鹿沼のランドマークとして積極的にアピールし、これを民間建築物への木材利用促進に繋げていくとともに、今後も、木材の生産、流通を支援し、その製品や製材を全国に向けてPRしてまいります。