新庁舎は5月に開庁してから半年を迎えます。庁舎は木質化を図り、特に内装に『鹿沼組子』を使用したことが、メディア等に取り上げられ、市内外から多くの方が見学され、大変好評を得ております。

また、特に、白石修さんからご寄贈いただいた、正面玄関の「三組手組子」は、まさに『職人技術の粋を尽くした一品』であり、多くの来庁者が足を止めて見入っておられます。

特別会議室などの見学を目的に来庁された方もこの半年で80人おられます。玄関前の『いちごモニュメント』では写真を撮られる方も多く見られます。

「まちの駅『いちご市かぬま中央駅』」として、職員はこうした来庁者の皆さんをおもてなしの心でお迎えしています。また、「いちごの聖地」のスポットのひとつとしてスタンプラリーなども計画していますので、更に多くの方々に来ていただけるのではないかと思います。

そんな中、新庁舎に対する市民の皆様からいただいたご意見等を踏まえ、さらに使いやすい新庁舎となるよう、新たな整備や改善を図りました。

1つは、納税などで来庁された方の利便性を高めるため『足利銀行・栃木銀行共同ATM』を、一階正面入口風除室西側に設置いたしました。

このATMは、足利銀行と栃木銀行の共同のATMであり、この2行については、「入金、出金、残高照会、振込み」などが利用可能であります。また、その他国内すべての金融機関についても「出金と残高照会」のみが利用できます。ただし、通帳の利用はできません。

2つ目は、飲み物などの自販機をキャッシュレス決済が可能なものにリニューアルいたしました。

3つ目は、「ファミリーマート」のコンビニ自販機を5階多目的室内に設置いたしました。

これらは、市民の皆様に、自由にご利用いただけるものです。

もう一つは、来庁者の皆さんからの多くのご意見いただいた正面入口前に横断歩道を設置いたしました。

今後も、市民の皆様にとって、より安全で使いやすい親しみのある市庁舎を目指してまいります。