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トップ文化財有形文化財> 今宮神社大太鼓(伝承「西光寺太鼓」)

今宮神社大太鼓(伝承「西光寺太鼓」)

今宮神社大太鼓今宮神社大太鼓胴内銘文

名称 

今宮神社大太鼓( 伝承「西光寺太鼓」)
(いまみやじんじゃおおだいこでんしょうさいこうじたいこ) 

基本情報

安土桃山時代

胴長93.0cm・胴張94.5cm・胴口径100.0cm・胴口周313.0cm・胴口(縁)厚さ4.5cm
胴央径106.0cm・胴央周338.0cm・折返し(鋲止め)革幅14.5cm
顎の底部幅約15cm・顎の上部幅3.0cmから4.5cm・顎の高さ約4.5cm
(胴口(縁)内側約7.5cmのところから、断面が台形をしている堆状の顎が胴内を一周している) 

指定

鹿沼市指定有形文化財(考古資料)
指定年月日:平成5年2月26日 

所在地・アクセス

今宮町1692
今宮神社内
JR鹿沼駅前「鹿沼駅前」・東武新鹿沼駅前「鳥居跡町」からバス「久保町」下車50メートル


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所有者

今宮神社 

成り立ち・見所

古太鼓としては県内にも類を見ない大太鼓で、鋲打長胴張(びょううちながどうはり)太鼓に属し、材料は欅(けやき)です。胴内には延享(えんきょう)2年(1745)改修時の墨書が鮮明に残されています。それによると、大太鼓は天正(てんしょう)元年(1573)の製作とされていますが、確かな裏づけの資料はありません。しかし古い時代の製作であることに変わりなく、修復の過程も明らかで、資料として価値の高いものです。文政(ぶんせい)13年(1830)刊行の山口安良(やすら)著「押原推移録(おしはらすいいろく)」には「壬生(みぶ)家の時の太鼓打の役を西光寺の僧が勤め、壬生家没落後に西光寺の什物(じゅうもつ)となった」旨が記されていて、「西光寺太鼓」として壬生家ともつながる貴重なものです。 


掲載日 平成22年8月26日 更新日 平成30年11月28日
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教育委員会事務局 文化課 文化財係
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