木造妙見菩薩立像・木造妙見菩薩倚像
名称
木造妙見菩薩立像(武将形)
(もくぞうみょうけんぼさつりゅうぞう〈ぶしょうぎょう〉)
木造妙見菩薩倚像(童子形)
(もくぞうみょうけんぼさついぞう〈どうじぎょう〉)
名称 | 木造妙見菩薩立像(武将形) | 木造妙見菩薩倚像(童子形) |
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時代 | 南北朝時代 | |
その他 | 杉材、寄木造、彫眼、古式塗、 総高63.0cm、像高53.5cm、最大幅38.8cm、左手首欠失、 台座霊亀底面に墨書あり |
杉材、寄木造、彫眼、彩色、 総高41.5cm、像高41.5cm、最大幅22.0cm、左腕背面材欠失、 下半身両背面材欠失 |
指定
鹿沼市指定有形文化財(彫刻)
指定年月日:令和2年4月23日
所在地・アクセス
鹿沼市口粟野3178
リーバス入粟野上五月線「梅の木原」下車
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宗教法人妙見寺
成り立ち・見所
木造妙見菩薩立像(武将形)と木造妙見菩薩倚像(童子形)は、北極星を神格化した妙見菩薩像です。2躯とも、甲着した武装形であることや、造形的に見て鎌倉時代のものに比べると形骸化していく像容から、南北朝時代の作と見られます。中世の妙見菩薩像は栃木県内では初見となります。妙見信仰は、北極星を崇敬する古代の星神信仰が中国で仏教・道教・儒教・陰陽道などと習合して形成されたものです。星を信仰する星宮関係の社寺が多い地域にあって、妙見信仰の広がりを示すものとしても貴重といえます。
なお、妙見寺には市指定有形文化財「妙見寺半鐘」も所在しています。
掲載日 令和2年4月21日
更新日 令和3年5月13日
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