鹿沼デジタルアーカイブ「疱瘡神五人相渡申誤証文之事」
資料情報
所蔵(ID) | 個人蔵(金子信彦家文書209) |
年代 | 江戸時代 |
資料名 | 疱瘡神五人相渡申誤証文之事 |
作成者→宛先 | 黒味筋悪他4柱→若狭国小浜紺屋六左衛門 |
備考等 |
解説
「疱瘡神の詫び証文」と呼ばれる江戸時代に作られた架空の内容を記した偽文書です。江戸時代の人びとは、悪い神が憑くことで病気になると認識していました。そのため、疫病神や疱瘡神が悪さを働かないと誓約した文書をお守りとしました。この文書は疱瘡を流行させたことに対して5人の疱瘡神が疱瘡の症状を軽く済ませることを誓約するというものです。疱瘡神たちの名前「黒味筋悪」「脚早荷軽」「松波掻姫」「赤大粒姫」「邪々寛味」は疱瘡の症状に合わせたものになっています。
参考文献
- 鹿沼市教育委員会事務局文化課編『災禍の祈り』(鹿沼市・鹿沼市教育委員会・(公財)かぬま文化・スポーツ振興財団、令和4年2月)
掲載日 平成30年7月30日
更新日 令和4年3月31日
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