鹿沼デジタルアーカイブ「〔黒川決壊図〕」
資料情報
所蔵(ID) | 個人(池田憲雄家文書1) |
年代 | 江戸時代 |
資料名 | 黒川決壊図 |
作成者→宛先 | |
備考等 | 破損大 |
解説
玉田村地内「板荷道」付近の2か所が決壊し、流入した黒川の水で玉田村・鹿沼宿の人家や田畑が被災した様子が描かれています。年が記されていませんが、天保の飢饉の最中に発生した天保6年(1835)閏7月6日の状況と酷似します。同日は大雨で関東・奥州の川が氾濫し、黒川も玉田村地内の堤防が激流で突き崩されて「日光道中往還通り」(図中の「日光大道」)から「田町裏通り」(同「田町通り」)まで水が押し寄せました。
参考文献
- 鹿沼市教育委員会事務局文化課編『災禍の祈り』(鹿沼市・鹿沼市教育委員会・(公財)かぬま文化・スポーツ振興財団、令和4年2月)
掲載日 平成30年7月30日
更新日 令和4年3月31日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
教育委員会事務局 文化課 文化財係
住所:
〒322-0069 栃木県鹿沼市坂田山2-170(市民文化センター 3階)
電話:
0289-62-1172
FAX:
0289-65-6742