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トップ文化財有形文化財工芸品> 銅製鰐口(医王寺)

銅製鰐口(医王寺)

銅製鰐口2銅製鰐口2

名称 

銅製鰐口(どうせいわにぐち) 

基本情報

室町時代 

指定

栃木県指定有形文化財(工芸品)
指定年月日:昭和51年1月20日 

所在地・アクセス

鹿沼市北半田1250東高野山医王寺
北関東自動車道「都賀インター」から約15分・東北自動車道「鹿沼インター」から約15分
東武日光線新鹿沼駅からタクシーで15分・東武日光線楡木駅から徒歩25分 

所有者

宗教法人医王寺 

 

 

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成り立ち・見所

銅製鰐口は、医王寺金堂内にあり、面径44.2cm・中央部の厚さ16cm、複弁六葉の蓮華紋を鋳出し、その周囲に二条の紐、さらに三条の外円、周縁邸に二条の紐を配しています。
表の外区に「下野国西方医王寺金堂鰐口住持之沙門妙算願主国吉正長二年(1420)中春八日敬白」の刻銘があり、表裏とも4か所に径1cmほどの鋳込み傷があ ります。目は、両側中央にあり、目の下部から下は口唇2cmの割れ口をなし、目は円筒形で直線的です。
室町初期の鰐口として貴重であり、また西方医王寺の銘も北半田村成立以前のこの地方の郷名を示すものとして史料的価値が高いものです。

面径

耳まで加えて52cm
耳を除いた径44.2cm
外縁部(外面)の厚さ9.5cm
中央部の厚さ16cm
耳出左右各3.9cm
耳径7.0cm
口唇の開き2.0cm
青銅の厚さ0.5cm
撞座の径8.3cm

下野国西方医王寺金堂鰐口
住持之沙門妙算願主国吉
正長二年中春八日敬白 


掲載日 平成22年8月23日 更新日 令和6年3月1日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
教育委員会事務局 文化課 文化財係
住所:
〒322-0069 栃木県鹿沼市坂田山2-170(市民文化センター 3階)
電話:
0289-62-1172
FAX:
0289-65-6742
Mail:
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