石橋町屋台
名称
石橋町屋台
(いしばしちょうやたい)
基本情報
江戸時代
間口(柱端間、柱幅含)2.00m・奥行(前後柱端間、柱幅含)3.73m・高さ(箱棟上部まで)3.89m
指定
鹿沼市指定有形文化財(工芸品)
指定年月日:昭和61年9月13日
所在地・アクセス
麻苧町1556-1
木のふるさと伝統工芸館に展示
JR鹿沼駅前「鹿沼駅前」から「仲町」バス停下車200m、東武新鹿沼駅から700m
「石橋町屋台案内図」のページをご覧ください。
所有者
石橋町自治会
成り立ち・見所
奥行3.73m、間口2.00mと鹿沼屋台の中では大型のものです。建造は文化(ぶんか)年間(1812頃)と考えられますが、当時の彫刻は鬼板と懸魚の菊、琵琶板、蹴込みくらいのもので、その後、安政(あんせい)年間(から1860)にかけて製作された脇障子、内欄間、高欄下などの彫物により、彩色彫刻黒漆塗屋台の体裁が整ってきました。彫物師は菊彫(きくぼり)の名手上久我(かみくが)の神山政五郎(菊政)と伝えられています。大正期には大出常吉、啓一郎親子により鬼板に錦鶏鳥(きんけいちょう)が付け加えられるとともに、外欄間や障子回りなどは菊の彫物で埋めつくされて、現在見られる鹿沼一華麗な屋台に仕上げられました。障子は金色の模様入組子(くみこ)で絹張り、高欄は錺金具付朱塗(かざりかなぐつきしゅぬり)の直(ちょく)高欄、屋根は銅板葺(どういたぶき)です。
掲載日 平成22年8月24日
更新日 平成30年12月3日
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