金銅 誕生仏像
名称
金銅 誕生仏像
(こんどう たんじょうぶつぞう)
基本情報
江戸時代
像高30.0cm・ 台座14.5cm
指定
栃木県指定有形文化財(彫刻)
指定年月日:昭和57年8月27日
所在地・アクセス
鹿沼市北半田1250
東高野山 医王寺
北関東自動車道「都賀インター」から約15分・東北自動車道「鹿沼インター」から約15分
東武日光線新鹿沼駅からタクシーで15分・東武日光線楡木駅から徒歩25分
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所有者
宗教法人医王寺
成り立ち・見所
金銅誕生仏像は、総高45cmで、台座に「下野東高野山 応弁現当安楽造之 寛文五年乙已四月八日」とあることから、1665年の作とわかります。
両足下の踏分け、蓮台も古風に倣い、端正な誕生仏です。
同年代の花御堂も現存しており、山内堂宇の完成を祝し、人々の安楽を祈る「花まつり」のために造られたものです。
いわゆる「天上天下唯我独尊」の場面をあらわした灌仏で、踏分蓮華になっています。敷茄子(しきなす)、反花(かえりばな)、二段葺六角框座という念入りの形式であ り、普通、頭髪は螺髪(らほつ)ですが、これは筋髪としています。幼児の相貌(そうぼう)は やや不明瞭ながら、手や足の指先などの細部もよく抽出されています。
掲載日 平成22年8月20日
更新日 令和3年4月15日
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