下材木町屋台
名称
下材木町屋台
(しもざいもくちょうやたい)
基本情報
1832年 江戸時代
間口(柱端間、柱幅含)1.96m・奥行(前後柱端間、柱幅含)3.73m・高さ(箱棟上部まで)4.12m
指定
鹿沼市指定有形文化財(工芸品)
指定年月日:昭和61年9月13日
所在地・アクセス
下材木町1364
所有者
下材木町自治会
成り立ち・見所
彩色彫刻黒漆塗屋台です。派手な屋台ではありませんが、屋根は布張りで、瓦棒(かわらぼう)、垂木(たるき)などていねいに造られ、屋根裏には朱塗(しゅぬり)が施されています。彫刻は全面金龍で統一されているため、黒漆塗屋台に一段と光彩を放っています。 鬼板と懸魚の龍は上下に相対し、 脇障子では金泥彩色に玉眼(ぎょくがん)、ウロコは青と緑に彩色され、黒い雲と白い波の間をうねっています。その躍動する様は、本屋台の見所といえるでしょう。 琵琶板は緑を主調に彩色し、後琵琶板には白龍と趣向を凝らしてもいます。銀座1丁目屋台と同じく、天保(てんぽう)3年(1832)、 磯辺儀左衛門(凡龍斎信秀=四代目、後に三代目)の作です。
掲載日 平成22年8月24日
更新日 平成30年11月28日
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