厳島神社棟札
名称
厳島神社棟札
(いつくしまじんじゃむなふだ)
基本情報
[文明6年]上辺幅16.0cm、下辺幅16.5cm、高さ81.0cm、厚さ1.5cm
[文亀2年]上辺幅17.5cm、下辺幅18.5cm、高さ80.5cm、厚さ1.2cm
[慶長15年]上辺幅30.0cm、下辺幅30.0cm、高さ82.0cm、厚さ1.3cm
指定
鹿沼市指定有形文化財(歴史資料)
指定年月日:平成14年11月28日
所在地・アクセス
板荷2382‐1
東武日光線「下小代駅」下車、徒歩20分
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所有者
厳島神社
成り立ち・見所
厳島神社は板荷畑の鎮守で、祭神として市杵島姫神(いちきしまひめ)・田心姫神(たごりひめ)・湍津姫神(たぎつひめ)を祀っています。現在の社殿は嘉永(かえい)6年(1853)に建て直されたものですが、神社には この他にもいくつか再建に際して作られた棟札が残されています。棟札とは、建物の棟上げの時に建物名・工事の由緒・施主などを木札に書いて棟木などに設置するもので、今回指定になったものは、 古いものから順に文明(ぶんめい)6年(1474)・文亀(ぶんき)2年(1502)・慶長(けいちょう)15年(1610)の銘をもつ室町時代から江戸時代にかけての 3枚です。これら3つの棟札に書かれている内容を資料等を参考に読解すると神社の創建年月日や、当時のこの地の呼び名、神社の呼称、領主関係、創建担当者 などがわかる当社および当地の歴史研究上欠かせない貴重な資料です。また文明6年銘の棟札は市内で最も古い年号を有する棟札でもあります。
掲載日 平成22年8月26日
更新日 令和3年4月20日
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