上材木町屋台
名称
上材木町屋台
(かみざいもくちょうやたい)
基本情報
江戸時代
間口(柱端間、柱幅含)1.86m・奥行(前後柱端間、柱幅含)3.58m・高さ(箱棟上部まで)3.98m
指定
鹿沼市指定有形文化財(工芸品)
指定年月日:昭和49年3月29日)
所在地・アクセス
上材木町1785
所有者
上材木町自治会
成り立ち・見所
彩色彫刻黒漆塗屋台です。鬼板の金獅子は丸彫(まるぼり)で、2匹の子獅子は破風板の両端上に離れて位置し、相対する懸魚も金獅子2匹で、高欄下の獅子まで金色に輝いています。かつて舞台背景にもなった開閉式の脇障子には藤の立木と雌雄の孔雀(くじゃく)、外欄間には木鼠(りす)と綾なす葡萄(ぶどう)の組み合わせなど、随所に目を見張る籠彫や緻密な技法が駆使されています。伝承によると、隣町である戸張町(とはりちょう)屋台(文政(ぶんせい)11年建造=1828)と同時期に造られたといわれ、「彫工石塚知興」の刻銘と天保(てんぽう)12年(1841)の屋台箱墨書銘が見られます。
掲載日 平成22年8月24日
更新日 令和3年6月8日
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