刀(大小拵付) 細川仙之助正守
刀
名称
刀(大小拵付)
(かたな だいしょうこしらえつき)
基本情報
1857年 江戸時代
表銘・作陽幕下士細川主馬佐正守(刻印) 應鈴木富教需造之
裏銘・安政四年丁巳十一月日
長さ72.0cm・反り2.1cm・目くぎ穴2個
指定
鹿沼市指定有形文化財(工芸品)
指定年月日:昭和40年4月24日
所在地・アクセス
日光奈良部町
所有者
個人蔵
成り立ち・見所
安政(あんせい)4年(1857)、正守(まさもり)36歳のときの作です。十分な身幅で、表裏に棒(ぼう)樋、添樋(そえひ)を彫っています。 鍛えは板目肌に流れ心があり、刃文は丁子乱(みだ)れに 足が入り、帽子は乱れ込んで小丸(こまる)に返っています。銘から知られるとおり、名主の鈴木富教(とみのり)の注文に応じて製作されました。
脇指
名称
脇指
(わきざし)
基本情報
1858年 江戸時代
表銘・作陽幕下士細川正守(刻印) 應鈴木富教需造之
裏銘・安政五戊午年二月吉日
長さ46.0cm・反り1.3cm・目くぎ穴1個
成り立ち・見所
安政(あんせい)5年(1858)、正守(まさもり)37歳のときの作で、表裏に棒樋、添樋を彫っています。鍛えは板目よくつんで精美、刃文は小丁子乱れで、足がよく入っています。
拵
名称
拵
(こしらえ)
成り立ち・見所
大小の打刀(うちがたな)拵の鐔(つば)は撫木瓜(なでぼけ)型、正守の作で、切羽(せっぱ)台に銘を刻んでいます。小柄(こづか)の穂(ほ)も正守の作です。
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掲載日 平成22年8月24日
更新日 令和6年6月28日
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