木造 地蔵菩薩立像
名称
木造 地蔵菩薩立像
(もくぞう じぞうぼさつりゅうぞう)
基本情報
江戸時代
像高28.5cm・総高36.5cm
指定
鹿沼市指定有形文化財(彫刻)
指定年月日:昭和59年2月14日
所在地・アクセス
栃窪
所有者
個人蔵
成り立ち・見所
伝承によると、木喰(もくじき)が所有者の所に泊まった際にお礼として残した像とされています。 蓮華座の上に立ち、出家比丘(びく)の形で合掌印(がっしょういん)を結ぶ小地蔵像です。平べったくて長方形の大変愛らしい面相をしています。栃窪(とちくぼ)に来る以前、木喰は北海道でもこうした地蔵像を数多く造っています。台座(だいざ)の後ろ側に、この像が千体のうちの一体であるとの意味を込めた「千ノ内」の銘を刻み、千体仏造像の意図を明らかにしています。
掲載日 平成22年8月23日
更新日 令和6年7月1日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
教育委員会事務局 文化課 文化財係
住所:
〒322-0069 栃木県鹿沼市坂田山2-170(市民文化センター 3階)
電話:
0289-62-1172
FAX:
0289-65-6742