銀座2丁目屋台
名称
銀座2丁目屋台
(ぎんざにちょうめやたい)
基本情報
1857年 江戸時代
間口(柱端間、柱幅含)1.96m・奥行(前後柱端間、柱幅含)3.69m・高さ(箱棟上部まで)4.01m
指定
鹿沼市指定有形文化財(工芸品)
指定年月日:昭和58年3月31日
所在地・アクセス
銀座1丁目1870-1
屋台のまち中央公園屋台展示館に展示(久保町屋台・銀座1丁目屋台も展示)
入館料:一般400円、高校・大学生300円、小・中学生200円
JR鹿沼駅前「鹿沼駅前」・東武新鹿沼駅前「鳥居跡町」からバス「久保町」下車すぐ
「銀座2丁目屋台案内図」のページをご覧ください。
所有者
銀座2丁目自治会
成り立ち・見所
4年の歳月と約200両の大金を投じ、安政(あんせい)4年(1857)に完成した、 白木彫刻白木造屋台の代表的作品です。雄大な彫刻が印象的です。鬼板と懸魚の桐に鳳凰(ほうおう)はスケール、彫りともに見事といえます。桜樹を骨組に松に花鳥を配した外欄間と障子回りは華麗な仕上がりです。また巨大龍が高欄下と車隠しの全面を飾っています。 前柱を優雅な花鳥彫(かちょうぼり)で飾るなど装飾性の高いことも他に見られない特色といってよいでしょう。製作は麻苧町(あさうちょう)屋台と同様、車体を鹿沼宿の宮大工茂八、装飾彫刻を江戸の彫物師棟梁後藤音治郎が請け負っています。明細な記録も残っていて、彫刻製作には弟子のほか、富田(とみた)宿(現大平町)の 磯辺平五郎敬信など有力彫物師も加わっています。
掲載日 平成22年8月24日
更新日 平成30年12月3日
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